いい夫や父親になれず、息子との接し方もわからなくなってしまったシェフの物語。 アイアンマンシリーズを監督したジョン・ファヴローが アイアンマン3を降板し、制作した作品で、その話題性に惹かれ観ましたが、とても良い作品でした。 雇われシェフとして出来ることの限界を感じる一方で、息子との接し方も忘れてしまった彼はある事をきっかけにお客さんと食べ物で心が通うようなことがしたいと、キューバサンドの移動屋台を始め、かつての仲間を入れて男３人旅をすることに。 彼らのキューバサンドが人気を集め、彼自身も自分の夢を叶え喜ぶ一方で、いつの間にか接し方を忘れてしまった息子と心が通いあったことに気付くのです。 夢を追う父とその姿を見て育つ息子。 見終わった後には心地よい余韻が残ります。 豪華キャスト陣にも注目です。