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『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が、自らオリジナル脚本を書き、1920年代のハリウッドで夢をかなえようとする男女の運命を描いた189分R15+のエンタメ大作。 第80回ゴールデングローブ賞作曲賞受賞。 スターを夢見て田舎から出てきた新人女優のネリー(マーゴット・ロビー)と映画製作を志すメキシコ出身の青年マニー(ディエゴ・カルバ)は、サイレント映画界の大物俳優ジャック(ブラッド・ピット)が開いたパーティーで意気投合。怖いもの知らずのネリーはスターへの階段を駆け上がり、マニーもジャックの助手となる。そのころ、映画界はサイレントからトーキーへの転換期に差しかかっていた。 色んな要素がちりばめられていてまとまりを欠くものの、予想を上回る凄い作品で、3時間の長尺も許容範囲。チャゼル監督の映画愛が伝わった。特に、マーゴット・ロビーの女優魂に感動。ブラッド・ピットもいい味出してる。しかし、糞尿、ゲロ、痰、〇〇〇の生食いシーンには気分が悪くなった。映画愛ゆえの皮肉なのだろうか。
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