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Taul

Taul

4 years ago

4.0


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Words Bubbling Up Like Cider

Movies ・ 2020

Avg 3.3

『サイダーのように言葉が湧き上がる』本当に素晴らしい爽やかさ。自分だけのコンプレックス、突然の出会いのときめき、SNSで繋がる嬉しさ、それらをこれが夏の青春映画だとばかりにピュアに描いて意外と無かったのではと思える感動さえ。最後は恥ずかしくなる程だったが、17歳の夏、このくらい弾けていい。 『サイダーのように言葉が湧き上がる』80年代シティ派LPジャケのようなポップな色使いで、日本を象徴する可愛い化と高齢化のカオスの地方モールが舞台なのが慧眼。そんな中での多様性や新旧のアイテムを活かした群像劇でもあり、変わらぬ人の思いに共鳴して若者も繋がるという気持ちのいい作劇。散りばめられた丁寧な描写や言葉も胸アツだった。 『サイダーのように言葉が湧き上がる』夏映画の定番以外にも好きなものが詰まってた。俳句、レコード(ターンテーブルの上で微笑みが回るあのタイプ)、杉咲花の声、モール、屋上、あぜ道... そして時空を超えて地続きになる映画らしいマジックも大好物だ。