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「説明不足だらけのセカイ系」 興行収入250億円を叩き出した超大ヒット「君の名は」の新海誠監督3年振りの新作。タイトルの通り、天気が鍵となるストーリー。 予告からして前作と似たような感じがすると思ってたが、正直本編を見た後もその気持ちはあまり変わらない。映画全体の雰囲気やボーイミーツガール感満載の話とかが似ている、というとこ。後半になり重大な事実が発覚したりするような構成も似ているかも。要するにフォーマットがほぼ同じ。 拳銃や爆発などバイオレンスな描写が多かったり、ちょっとビターエンドな終わり方だったりと、王道な前作とはまた違う場面もあるのが賛否両論あると思う。自分も拳銃の要素はいらなかったんじゃないか、と思うよ。ラストの主人公が拳銃撃つ場面は一途を通り越して狂気に感じたし。 あと説明不足な部分が多い。主人公がなぜ実家じゃ息苦しいのか、ヒロインの父親はどうなったのかとか。細かい部分も色々と曖昧な部分があり、しかも主人公とヒロインの恋愛模様も少なすぎるせいで唐突に感じるコトが多かった。試写会を行わなかった理由が制作途中だからとか言ってたが、今となってはマジでそうだったとしか思えないデキ。本田翼もいつも通りで話にノレなかった。 なんか文句ばっかになったな。画は相変わらずというか前作以上にキレイだし、前作の主人公とヒロインが登場するなど、小ネタも色々効いてるし、細かいことを除けば思いっきりボーイミーツガールしてるこの感じは嫌いじゃないが、やっぱり前作と比べると残念なデキだったのは否めないなあ。 余談というか新海誠は花澤香菜好きすぎだろ。佐倉綾音も巻き込んで遂には名前がキャラ名そのままで登場してるのは驚いたわ。
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