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全てが違う二人の、心の旅路が胸を打つ。 貧しい生まれで粗野なトニーは、社会の底辺を生きる輩。 才能に恵まれたピアニストのドクは、高潔な精神を持つが大きな孤独を抱えている。 物語は人種差別をテーマとしているが、更に深い [人間の孤独]がテーマの核となっている。 ドクの孤独は人種間の問題を超えている。 物語の時代背景は古いが、テーマは現代的だ。 貧富格差、移民、性同一性障害、コミュ障 云々… 世の中は細かく区分され、その数だけの差別に囲まれている。 人はみな違うから、差別が消える事は無い。 認め合う事で、初めて人は[差別という無理解]から解放されるのだ。 ちなみに私はフライドチキンは骨ごと食べる派です。バキバキと(・www・)
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