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2020.12.28.192 原題“My Little Princess” 母親の愛情に飢えている12歳のヴィオレッタ。芸術に人生を捧げ、それに巻き込むことでしか愛情表現できない母親。ある日、母親はヴィオレッタをモデルに写真を撮る。美しい少女の妖艶さは、たちまちその業界では話題となり、ヴィオレッタは売れっ子となる。ヴィオレッタからしてみれば、母親と一緒にいるためにやっているモデル。母親からしてみれば、作品とお金を生むヴィオレッタ。母親はヴィオレッタを利用しつつも、ちゃんと愛していて、ほんとに“娘のヌード写真は芸術”と思い込んでいるようなところが狂気的。歪んだ形での愛情。最後は「まあ、そうなるよね」といった切ないラストだった。 はっきり言って、いくら芸術だなんだと言ったところで、“児童ポルノ”というジャンルには嫌悪感しかない。
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