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中東のスラムに住む少年の話です。 レビュー500本目作品はこれにしてみました〜♪ 「キャラメル」のナディーン・ラバキー監督作品です。 こ…これって、ドキュメンタリーじゃないの〜(´;Д;`)…そう思わせるくらい全てがリアルで、演技も自然体です。 実際主人公のゼイン君自身がシリア人難民で、主人公と同等の人生を歩んできた為、役名も「ゼイン」になったようです。 終始胸にナイフを突き立てられたような(映画の中の表現を拝借σ(^_^;))苦しい気持ちになり、決して楽しい映画ではありません。 「世話できないなら産むな」 日本にも「貧乏人の子沢山」という言葉がありますが、この映画の両親も劣悪な環境の中で計画性もなく、子供をどんどん作ります。 ゼイン役のゼイン・アル・ラフィーヤが切なく、踠いている様を素晴らしい演技で魅せます。 特にヨナス役のボルワティフ・トレジャー・バンコレを世話する場面が切なくて、やるせなくて観ているコッチのテンションがどん底に落ちていきます…(*´Д`*) 弁護士役で出演したラバキー監督を除くとほとんどのキャストが素人らしく、よくこのような素晴らしい演技の映画が出来るのかと感心させられました。 実際この映画の出演者達は演じている役と同様の過酷な環境下で生活されているようで、嘘のない演技ということでしょうね〜☆ とにかく素晴らしい映画でした。 ただ私には内容が辛過ぎて…4点の評価かな 。゚(゚´Д`゚)゚。
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