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star3.5
愛を知りそれに殉じた結果、家から捨てられ、愛した人は結婚し、身ぐるみ剥がされ、軍に入るもイビられ、他国で強制徴用され…バリーが荒み、上流への野心を持つのも仕方がないと思えた。 見事リンドン未亡人を射止め、バリー・リンドンとなり富と不貞の快楽を貪るも、絶頂を得ればあとは落ちるだけなんだなぁ。 子供への愛を夫人と前夫の子ブリンドンに分け与えていれば、不安と浪費に囚われることもなかっただろう。 ブリンドンには虐待し、実の子は甘やかしで見事アホな子に育って早世するのは感動させようとしてるのかスカッとさせようとしてるのか。 贖罪のつもりかブリンドンとの決闘はわざと負け、500ギニーの年金と引き換えに孤独の賭博師となって流浪することとなった。 ラストの、美しい者も醜い者も、富める者も貧しい者も、今は皆等しくあの世だ。というメッセージは、バリーの半生を観た私によくよく伝わった。 キューブリックの作品は風景や舞台が映画の世界を見事に表現している。CGの時代ではないのにその世界観は素晴らしいの一言。
30