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「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督、ジュゼッペ・トルナトーレが、その次に撮った同じ題名の映画がオリジナルで、主役はマルチェロ・マストロヤンニだった。 しかも小津安二郎の「東京物語」へのオマージュでもあった。 妻を亡くして8ヶ月が過ぎた。 子供たち4人が久しぶりに集まるのでウキウキのフランク(ロバート・デ・ニーロ)だったが、直前になりみんながキャンセルしてきた。 医者からは旅行を禁じられていたが、子供たち4人を自ら訪ねることにし、驚かせてやろうと思った。 長男は不在、長女(ケイト・ベッキンセイル)の家庭はうまくいってない様子、次男(サム・ロックウェル)は指揮者と聞いていたが実は太鼓奏者、次女(ドリュー・バリモア)は他人のアパートを自分のものと偽り、預かった子供はどうみても自分の子供。 長男にトラブルが起こり、父親に知られないよう、3人は何かと言い訳をして早く帰そうとしていた。 このハリウッド版はオリジナルよりもシンプルにしてあるため、とても分かりやすく、ラストもハリウッド的だ。 いずれにしても泣けることは間違いない。
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