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原題は「Eye on Juliet」です。 北アフリカの砂漠地帯の石油パイプラインを遥か遠くアメリカ・デトロイトから遠隔で監視する主人公ゴードン(ジョー・コール)。 砂漠近くの村に住む女性アユーシャを見つけ、彼女の窮地を救う…そんなお話。 物語の設定はちょっと面白くて、主演がジョー・コールだから観た作品です。 最近、失恋したばかりのゴードンは強く落ち込む日々でした。 職場の先輩ピーターに出会い系アプリをするように言われるも、ゴードンは夜勤勤務だからなかなかうまくいかない。 そんな彼が遠隔画面で見つけたのが遥か遠くに暮らすアユーシャでした。 親の言いなりで結婚させられる彼女は本当に好きになった恋人カリムと逃亡計画を立てるが、まさかのカリムの運命。 本当の恋愛を求めているゴードンはそれを知り何とかアユーシャの幸せのために職務違反を重ねていくのです。 先輩に睡眠薬を飲ませたり、遠隔で動くクモ型ロボットの軌道を外してストーカー状態になる辺りはやり過ぎだと思う。 しかしゴードンは純粋に涙を浮かべてアユーシャの無事を願い100万ほど送金までする。 直接会ってなくても、「一年後のこの時間、パリのヴェール・ギャラン公園で会おう」と誓うのです。 ゴードンが遠隔で道案内した盲目のおじいさんに教わったように「相手のうなじの匂いを嗅ぐ…」云々のエピソードも入れて、ラストの出会いはうまく行き過ぎ感はあるけど、監督はこんな結末にしたいんだな~と思った。 さて、ジョー・コールと言えば「暁に祈れ」が一番好きです。 今回は「愛とは…」と悩む真面目な…(真面目か?)青年役でしたが、突っ込みどころはたくさんありました。 でもジョー・コール好きだからおまけの採点です。
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