
Schindler's Memo
6 years ago

Seven Days
Avg 3.2
ラスト・・これに尽きるのだが、このアイデアに酔いしれた製作側が、どうしたらそのラストを最高に演出できるか・・これだけのための映画だ。 従って、125分のラスト10分以前の内容は非常に疲れる。 まず、法廷劇の部分だが、果たしてこれが法治国の法廷なのか?弁護士の不法行為を全く無視、証拠提示はあまりに劇場型でこれが他の先進国であれば全ての物証が効力ナシだろうし、件の犯人の釈放に至っては呆れはてる。韓国の法曹界は全く知らないが、これが本当なら「稚拙国家」、「無法国家」といって差し支えないと思う。 次に、意味の無いスプラッター映像がうるさい。明らかに「セブン」あたりを意識した感じだが、映画の内容上必要性を遥かに超えていることは、誰の目にも明らか。 さらに、サスペンスを盛り上げるバタバタした音楽と、手持ちカメラの過剰な演出に目眩がした。塚本晋也あたりの影響かどうか知らないが、バタバタが終わってみると、「それほどのことか?」と一々思い、シラケてしまう。 そして、ラストなのだが、これもまた良く考えてみると、誘拐犯側のリスクの高さと確実性の低さにより、アイデアが解るがあまりにバカじゃないのか?と思ってしまう人も多いと思う。 ハリウッド・リメイクが決まっているそうだが、ここらへんが改善されることは恐らく間違いないだろうから、そっちの方を期待する。