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ちょっとあまりに荒唐無稽なのでは?と、思ってしまった。 映画は荒唐無稽なのが真骨頂であり、これを言うのは野暮なのだが、あまりにも次々と「絵本の世界」のような事象が繰り出されると、やはり着いてゆけなくなる。 観客としては、リンカーンがヴァンパイア・キラーであったからこそ大統領になった・・というところを期待するのだが、それはそれ、これはこれ・・と居直ったような演出では、何だそれ・・と言いたくなる。 また、アクション部分の殆ど全てがスロー・モーションを軸としてワンパターン的であり、大見せ場の列車墜落シーンもどこかで見たような幻想性で統一されていて、正直言うと退屈であった。 まあ、スピルバーグ「リンカーン」の前座的余興映画と思えば、許容範囲であるかもしれないが・・。
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