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恋愛ものが苦手ですが これは大好きな作品。 音楽もぴったりで サントラ購入してしまいました。 ネタバレ注意です。 中盤でデート中に 忍び込んだ庭園に長椅子があり その椅子には 長年連れ添った相手への 思いがこめられていました。 その椅子をみて アナがつぶやきます。 「一生を共にする人もいるのね。」 アナはトップ女優ですが さみしい人生を歩んできていると 読み取れる言葉です。 途中でも随所に 苦労したり 満たされない恋をしてきている 伏線がありました。 何度もすれ違った二人 アナはあなたといたいと タッカーに告白しましたが これ以上 辛い思いをしたくないと 断られます。 アナは分かったとうなづき 「忘れないで。私も一人の女よ。 好きな男の人に 愛して欲しいと願っている。」 と、言い残して去ります。 タッカーは 間違いだったと気付き アナを追いかけ 記者会見の現場へ。 記者会見のシーンは ローマの休日が思い出されました。 後から知りましたが ローマの休日を ベースにつくられた オマージュ作品だそうです。 記者が いつまでイギリスに? と聞き 「今夜帰国します」 とアナが答えていました。 次にタッカーと写真を 撮られたことについて質問され 「彼とは今でもいい友達です」 と返答。 次にタッカーは記者として 質問する形に。 アナに思いを伝えます。 気持ちを受け取ったアナは いつまで滞在?と 先の記者に同じ質問をさせます。 その答えは 「いつまでもー。」 そのセリフが最後になり ラストまで コステロの曲と映像のみが ながれます。 結婚する二人 公園で楽しく過ごす人々 曲の歌詞が かみしめられるシーン。 長椅子がみえてきて 誰かがすわっている。 その長椅子は 中盤にでてきていました。 そこにはタッカーと おなかが大きくなったアナが 幸せそうに 並んですわっている。 ことばもなく ただ自然に。 エンディングです。 何度涙したか。。 セリフがないことが さらなる感動につながりました。 ラスト。 ローマ~は 切ないエンディングでしたが ノッティング~は ほのぼのとして 気持ちに忠実に生きることの 素晴らしさを感じることができました。 久々にみましたが、 あらためてしみました。
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