心も体も暖かくさせてくれる最高のバディ。青年とオオカミの成長する姿を描いたアドベンチャー映画。 2万年前のヨーロッパ。父であり一族の首長でもあるタウとともに初めての狩りに向かう青年ケダ。獲物のバイソンを崖に追い込むもバイソンの角にケダが引っかかってしまい、崖から転落してしまう。タウは息子が死んでしまったと諦め、その場を立ち去るもケダは目を覚ます。死の冬とも呼ばれる氷河期が迫っているなか、父のもとへ帰る旅が始まる。ケダは旅の途中アルファと名付けたオオカミと出会い、様々な困難に直面するも無事帰還することができるのか…。 太古の地球が美しい。氷河期に突入し、一面雪に包まれた大地もきれい。ストーリーどうこうより映像を楽しむ作品。 父親の期待に応えたいケダの成長する姿なんかも見どころではあるが、何よりオオカミのアルファがかわいい。現代まで続く、人類と犬の友情の始まりを見せてくれた。犬派の方はぜひ。 人間と動物のバディものが好きな人や原始の地球を描いた作品が好きな人にもおすすめな一作。