雰囲気は嫌いじゃない。Luckyの毎日のルーティンなんて、決して派手さはないが、ダイナーから、売店からバーまで、シンプルで周りの人からの愛情あふれる関係はうらやましくもなる。毎晩飲むBloody Mariaも良いじゃないか。 いつも行くお店の子供の誕生日パーティーでLuckyが歌った歌は良かった。歌詞はスペイン語（？）で分からなかったので字幕だが、しっとり来る感じ。 「最後はみんな無になるんだから」という死生観とか、「LonelyとAloneは違う」などの話がメインなのかもしれないけども、自分にとっては周りから愛されているLuckyの雰囲気や生き方をゆっくりと楽しむ作品かな。あとから知ったのですが、公開直前に亡くなられたハリーの遺作ということで、それも知った上で見ていたらまた違ったかも・・・