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人間の些細な悪意を淡々と乾いた感じで描いた作品でしたね。 評価は両極端に分かれいるみたいですが、個人的には派手さは無いものの会話や雰囲気で描かれた煽ってくる恐怖感が素晴らしかったと思います。 ブラッド・ピット演じるウエストリーがワイヤー式斬首器“ボリート”を仕掛けられ為す術も無く派手に血を撒き散らして絶命するシーンは、ここでウエストリーが殺されるであろう事を観客に予想させた上での事だったので、彌が上にも恐怖感が増したような気がします。(でもバイクに乗る僕としては運び屋のグリーンホーネットがR1で走っていてワイヤートラップに引っ掛けられるシーンの方がリアルに怖かったりしましたが\(>_<)/) 日本国内では、ここまでの事はザラには無いかもしれませんが、映画や小説でしか目にしないような世界が実際に存在し、何らかの切っ掛けで普通にしていれば決して交わる事の無い社会に踏み込んでしまう事ってあるんですよね。 一歩踏み込みかけた事のある自分としては身につまされる思いでした。 やはり“君子危うきに近寄らず”大事ですよね。
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