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star3.5
「思いが溢れる動画の数々に感動」 2015年にYouTubeにアップされた「8年越しの結婚式」という動画と、夫婦自ら執筆した書籍が広まり、映画化された実話。 監督は『64-ロクヨン-前編/後編』の瀬々敬久。脚本は『最後から2番目の恋』の岡田惠和。 まずは原作勝ち。とにかくストーリーがしっかりしてる。8年という長い期間で、思っていたよりも紆余曲折のある内容だった。実話としての重みもある。 何日も何年も婚約者の回復を待つ尚志の思いが、幾回も撮影された動画で溢れる様子が感動的。無くした記憶を取り戻そうと、努力を重ねる麻衣の様子や、思いの描写も胸を打つ。2人の思いが、暗証番号をきっかけに繋がっていくラストがとても印象的。 テクニカルな部分では、映画のタイトルを冒頭ではなくほぼエンドのシーンに出す事で、“8年越し”の重みを強調していたと思う。 ただ映画全体的には、病室の少女や、麻衣が発狂する回想シーンなど、不必要に思える描写がちらほら。没入できそうでできない感覚があった。主演の2人が熱演していただけに、少し残念。
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