1話鑑賞 旧アニメとの対比も含めてレビューします。 テンポを早めすぎ。葉の目がキラキラしすぎ。 このせいで、葉の緩くて、のんびりで、いいやつ(⌒_⌒)っていう印象が、ただの主人公ぽいやつって感じになっちゃいました。緩さの中に力強さがあったのに、魅力が激減です。ただの面倒くさがり屋の嘘つきでシャーマンキングになりたがっているキラキラ男です。特徴のないただのイケメンです。 予想ですがこのままだと、ボロボロになっても緩さと自分を失わずに本心から笑うシーンでも、たぶん痛いのを我慢して強がってる男にしか映らないと思います。「オイラは嫌なんよ。」「なんとかなるさ」などのセリフをキラキラした目で言われたら、自信満々男にしかなりません。 2話にできるほどの内容を1つにまとめたって感じなので、まんたとの出会い、阿弥陀丸との出会いから仲間になるまでがサラッとしすぎてて、茂助も一瞬すぎて(モブ化)、なにも思えない、なんの感情が湧かないという感じでした。旧アニメや原作を知らなければ、登場人物が多くて整理できないうちに感動っぽい感じで阿弥陀丸が仲間になっていると感じるのでは？ おそらく、一昔前のように話数をたくさん作りづらくなっていたり、情報量が多い・流行が早い・飽きられやすくなった現代において、展開を早めることで飽きずに最後まで観てもらうためや、最終話までのスケジュールを考慮してってことだと思いますが、やはり残念で仕方ありません。 あと、BGMの使い方が安っぽい。 それっぽいシーンで、それっぽいBGMをつけてる感じでした。ベストを目指してるというより、平均点を取りにいってる感じです。 演出としては、旧アニメの木刀の竜との対決での不安を誘うような赤い背景、ドキドキ感も合わさってかっこよかったのにな、、竜のリーゼントイジり好きだったのに、リーゼントの印象薄いまま切られてしまった。 作画はかなり綺麗になりました。キャラの迫力も増しています。展開は早くなり、以前のダラっとした感じもなくなって、アニメとしては良くなったかもしれませんが、作品の良さが落ちました。 期待はせずに観ていこうと思います。