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観る予定が無かったのですが、せっかくのサービスデー何か観なきゃ勿体無いと思いながら鑑賞しました。 観て良かったです♪ ・ 1シーン1シーンのカットがいちいち美しかったです。 オープニングの入り、マスカレードを思わせるようなマネキンの立つ衣装部屋からのロクサーヌの登場。 よくあるパターンなんですけど、下着姿のお姫様がきゃっきゃっするシーンは本当に可愛らしくて好きです♪ あの時代、ドレスの下にはあんな一杯の下着着けるんですね。 パニエとかお尻をふっくら見せるお尻用のパニエや、ウエストをキツく縛るキャミとかね。 ・ 特に美しいと思ったのは、馬車に乗って観劇に行くシーンで、馬車の窓から外を覗くロクサーヌを窓枠からスクリーン一杯に撮って、まるで美術館の油絵のような…。 とにかくロクサーヌが映し出されるシーンはすべてが【ルノアールの絵画】に見えました。 ・ 建造物も素敵で、ロクサーヌの所に初めて手紙が届いた時のロクサーヌの部屋の内装が全て水色で統一されていて、なんとロクサーヌの部屋着も水色。可愛かった~♪ とにかくこの作品は、衣装で楽しませてくれます。 ヒラヒラした【衣装】で剣の稽古をする兵士達とか。 病院でのシスター達の【衣装】 あのお帽子!観ました?素敵過ぎる! 花嫁さんかよってツッコミ入れたくなりました(笑 もう【衣装】って言っちゃいます(笑 ・ ロクサーヌに相談があるからって言われて、指定した場所が何故かパン屋さんだったんだけど、何でだ? みんなミュージカルしながらパン作ってるし、でもそれが美しいんです♪ ああ~。あのパン屋の踊りを演出するためにこの作品ではパン屋さんに呼び出したのかな? ・ バルコニーのロクサーヌへクリスが口パクをしてシラノが想いを語るシーンは、『ロミオとジュリエット』みたいでロマンティックでしたよね。 ・ 1つ腑に落ちないのは、ロクサーヌの婚約者が戦地へ出兵する前に、お前を抱くから!と言って来ようとしていた時に、焦ったロクサーヌがクリスチャンと結婚式を強行するのですが、貴族のお嬢様なのに親に何も言わずに勝手に、しかもペーペーの兵士と結婚出来るの?って疑問でした。 そこは追求しちゃいけないのかな…。 映画あるあるで『暗黙のスルー』すべきところなのかな(笑 ・ この作品は、衣装と建造物、それと何よりロクサーヌの透き通るようなお肌とピンクのほっぺを愛でるだけでも価値ある作品です。 とても良い作品なのに小さなスクリーンでしか上映されていなくて、たぶんもうすぐ終わっちゃうし、女性から見ても美しいって思うから、ぜひ観て♪ください
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