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エリザベス女王生涯の物語序章。 王位はエドワード8世、首相はチャーチル以降の前知識があったほうが良い。非常に興味深く鑑賞できる。 女王はまだ20代で王位を背負わされる。何もしないことが良しとされ、実権はない、と言われながらも様々な選択を迫られる。選択の度に家族や内閣、教会、国民の顔色を伺わねばならず、袋小路になる緊張感が視聴者によく伝わってくる。 今でこそ誰もが認める女王の中の女王だが、誠実であり、頑固であり、若い時は自身に華がないと悩みもするし嫉妬もする。女性から女王になるまでの葛藤が存分に描かれていて、とても人間味がある。
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