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★死ぬまでに観たい映画1001本《第4版》選出★ 【マイ・4K UltraHD Blu-ray・コレクション】 【別バージョンがある映画】 ◇アンカット・バージョン◇ 【思い出映画】 ◇ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの高台に鎮座するノーマン・ベイツの屋敷に興奮した映画◇ 思い起こせば28年前(げっ!!)、1994年。 新婚旅行先のひとつとして訪れたユニバーサル・スタジオ・ハリウッド。はっきりと憶えているのが、メインゲート付近に飾ってあったデロリアン。『E.T.』と『バックドラフト』のアトラクション。 そして、【ノーマン・ベイツの屋敷】だった。 スタジオ内を走るナビ列車?から、高台に鎮座する屋敷を見上げた時の胸の高鳴りは今でもよく憶えている。もちろん、ちゃんと写真に残している。 そんな『サイコ』にも4Kソフトが出ていて、単にそれだけであれば気にも掛けなかったのだが【アンカット・バージョン収録】という文言に見事に釣られて買ってしまった。 【アンカット・バージョン】とは『サイコ』が1960年に日本で初めて劇場公開された時のバージョンのことで、現在一般に普及しているのは、TV放映用に一部編集されたバージョンらしい。つまり真の意味でオリジナル劇場版と言えるのだが、そもそも普及版を徹底的に観込んでいるわけではないので、両者の違いなどまるで識別出来なかった。 とはいえ、久しぶりに観てもその面白さは自分の中でまったく色褪せていなかった。それどころか4Kソフトの威力か、モノクロなのにもかかわらず色彩豊かな映像に惚れ惚れしてしまった。 ストーリーは今の感覚で言うと、それこそ掃いて捨てるほどあるパターンの映画ではあるが、絶対忘れてはならないことは、約60年前のこの映画が【掃いて捨てるほどあるパターンの映画】の端緒だということ。 そして、今観ても本当に観応えのあるスリラー映画だとあらためて実感した。 また今回の久しぶりの視聴で初めてはっきりとヒッチコック監督の御姿を見つけられたのも嬉しかった。
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