とても良い映画なのですが、レビューを書くのがとても難しい。なにを書いてよくて、なにを書いてダメなのやら。 とにかく期待値を軽く飛び越えてくれる良作なのではないでしょうか。確かに高評価には納得ですが、もう少し意見が分かれてもいいのでは、とも思います。 最優秀起業家を受賞した主人公ドリア、彼は密室殺人の容疑者となってしまい優秀な弁護士グッドマンを雇い、2人で無罪を勝ち取る為に奮闘するお話。タイムリミットは裁判が始まるまでの3時間。 圧倒的に不利な状況だが、グッドマンは無罪にしてみせると。 物語は一室での2人の会話がメインで、登場人物はそんなに多くありません。2人の会話と事件の回想シーンが終始続きます。 なのに内容がとても濃い。終盤での伏線回収は確かにお見事。ただ段々とスピーディにるなる展開と伏線の多さ、私としては映画の良い演出に無理矢理納得させられた感もあります。登場人物が少ないが故の結末予測は出来てしまうのですが、この作品ではそれがむしろスパイス。 結論として結構お勧め出来る作品です。 色んな人の意見を聞いてみたい作品になりますね。