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初めて見ました。冒頭から、音楽の古さに懐かしさを覚えます。イラン革命のゴタゴタに便乗して、古代ペルシャの王の杖から、エメラルドの石を6個盗むという物語。ミシェル・ファイファーが若くて華奢で、着替えるシーンでは何気に全裸でした。ミッシェル・ファイファーがエメラルドの運び役をするダイアナの役で、追手から逃げています。エドは、妻の浮気現場を目撃してしまい、不眠症でたまたま空港へ行った際に、ダイアナに出会い助けることに。エドの役を『ジュラシック・パーク』『アニー・ホール』『恋とニュースのつくり方』などのジェフ・ゴールドブラムが演じています。 「イランのゲシュタポみたいなものだ」という「サバーク」は初めて知る言葉でしたが、王の秘密警察とのこと。二人は数々の襲撃を切り抜けていくのですが、ダイアナを襲う人物の中にデヴィッド・ボウイがいました。懐かしい。乱闘の最中、テレビに映っている映画は多分『ドラキュラ』で、デヴィッド・ボウイの殺し合いとリンクしています。静かなレストランでウエイトレスがグラスを落とす音にビックリしましたが、そういう部分には古さを感じないんですよね。テレビに複葉機のショーが映し出され、「キャルの登場です」と翼に人が立っている映像がありました。『華麗なるヒコーキ野郎』にもありましたが、昔、流行っていたんでしょうか?あんな曲芸、心臓に悪いのでやめてほしい。あとは、イラン人の銃の構え方が揃いすぎ、ダサすぎて笑えました。 ラストで、エドを巻き込んで助けてもらったくせに、ダイアナが朝起きるといないシーンでは、キタねえ女だ、金持ってトンズラかよっ!と思いましたが、再登場してくれて良かった。さわやかなエンディングでした。
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