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友人ハロルドの誕生日を祝うため、主催のマイケルのアパートに7人のゲイ仲間が集まる。そこへ、マイケルの大学時代の友人でストレートのアランが現れ、ゲームをきっかけにそれぞれの過去や本音が明かされていく。  主にマイケルの部屋だけで話が進むことや、ポンポンと飛び出す会話がめちゃくちゃ舞台劇っぽい———と思ってたら原作は舞台でした。 1970年に映画化された時のタイトルは「真夜中のパーティー」そっちのタイトルならピンときたのに、言っといてよも〜ww つまりこれ、ライアン・マーフィー印のリブートだったんですね。舞台のリバイバル上演、そこからの続投キャストっていうのも知らんかった!ホント言っといてよも〜ww  ジム・パーソンズが主演の映画って、観たことなかったのでそれだけでも嬉しい!ゲイ仲間たち、大体みんなディーバタイプだったのでみんな言うことシニカルできつかったけど、中でもマイケルがとびきり嫌みっぽくて可愛かったです❤︎ 大好きなマッボマ演じるドナルドは出番控えめだったもののジムとのシーンが多くて嬉しかったし、ザカリー・クイント演じるハロルドは、なんかすごかったww 醸し出すオーラというか、彼に関わると自分が傷つくってピンと来て本能的に避けたくなるようなタイプ。のらりくらりしながらも、全部見透かして痛いところをついてきそうなタイプ。って思ってたら、案の定マイケルがズタボロにされてて可哀想でした。  そう、とにかくこれマイケルに幸せになって欲しくなる映画でした。最後の方のマイケルのセリフが苦しかった。この映画に出てるメンバーはそれぞれゲイをカミングアウトして、こうして俳優として成功して、結婚したり家族をもったりして幸せそうに見えるけど、それでも少なからずマイケルのような思いを感じたこともあったんじゃないかと思うと余計に胸が苦しかったです。もっともっと時代が変わって、みんながみんなあるがままの自分を好きでいられる日が早くきますように。  1970年のオリジナルは観たことないものの、その時の役者はおそらく実際にゲイではなかったと思うので、ライアン・マーフィー傘下でこのメンバーでこの映画を作ったということだけでもすごいことのように思います。出演陣が映画について語る動画も配信されてるようなのでそっちも早く観たい。
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