
uboshito

TRON: Legacy
Avg 3.0
Feb 20, 2026.
前作から28年ぶりに制作された続編。今回気づいたのは、そうか、この話って、スタンドアローンのサーバの話なんだってこと。ネットにはつながっていない。そうかそうか、だからこの話の展開が可能なのね、と。まあ、これでネットにつながっちゃってたら話の収拾つかなくなるものね。とはいえ、話自体は、正直もはやどうでもいいというか。 一応、前作からの続きということだけど、なぜかこのサーバー内では新しい世界が生まれており(スタンドアローンだからか?)新たに敵となったケヴィン・フリンから生まれたマスタープログラムは若々しいままのジェフ・ブリッジス(もろCGのお顔)と、サーバに取り残されてしまった「ユーザー」としてのジェフ・ブリッジスはおじいちゃんになっていた。へぇ、サーバの中に入り込んでも老化現象は起こるのか…ってことばかりが気になったのと、プログラムは死ぬと粉々になるんだけど、ユーザーが死ぬ場合はどうなるのかなとか色々思ってしまった。だからやっぱり話はあまり深く考えない方が良い(笑 という感じで、ではなぜ今回星を4にしたかというと、それはとにかく映像美に対して。筆舌に尽くし難い美しさで(4Kだったからかもしれませんが)コスチューム、乗り物、建造物、細部にわたるすべてが格調高い美しさで、もうそれだけでこの映画は評価できると思ってしまったから。だって、この映画の映像美は、とても2010年とは思えないレベル。先進性とデザインセンスがずば抜けて良すぎる。2010年でも、確かに多くのアメリカ映画でデジタル技術は多用されてはいたものの、ここまで突き抜けた映画っておそらくない。実際、ポスプロには2年かかっているそうなので、厳密にはこの映画、2008年には撮影が終わってるはず。でも今見ても全然「最新映画」にしか感じられない。もはや15年以上前の映画とは到底思えなかった(それがあるとすれば、現実世界で着ている服とかでそうとわかるくらい)。それと、ダフト・パンクが音楽やってるのも高得点の要因ですw このCG技術の進歩という点でも非常に教科書的な意義や価値は高く、物語とかどうでも良くなるのはこのためだと思う。この映画がディズニーにとって数少ない実写映画の中でも、とりわけ、数十年単位でしか続編が作られない大きな理由が、この「映像技術の進化に対応する」という側面があるからではないのか。今思い出しても、あの青と赤に光り輝く美しい映像が目の前に浮かんでくるぜ… ラストシーンには、ちょっとギョッとする展開が起きるのだけど、これ、公開当時だったら「んなアホな」で終わってたと思う。でも、最新作「アレス」の予告を見ると、あぁぁぁそことここがつながってんのかよー!っていうのが良くわかる。こっちから行くのではなく、向こうから来てもらう…常に最新のコンピューター界隈の知見を盛り込むシリーズだけに、「アレス」も今から楽しみだけど、この先もずっと(10年くらいのスパンで)続編を作り続けてほしいです。 【視聴:Disney+】