うん、面白い！ 王道スポ根アニメです。 なんか、サッカーとかバスケみたいなノリで進むんですけど、 「あれ？でも、これってカバディだよな…」 とふと我に帰ったりする。 強豪校があったり、カバディ部に2軍があるほど部員がいたり、 「え？でもこれカバディだよね？」 とツッコミを入れてしまう。ほんとごめんなさい。 ただ、逆を言えば、カバディをイロモノとして扱うのではなく、紛れもない立派なスポーツとして扱っている。カバディがマイナースポーツとしてバカにされる描写もあるのがまたリアルで良い。 主人公の小さな気付きに1話かけたりと、話の進行も丁寧です。盛り上がりにかけるというコメントも見たけど、自分はこれくらい丁寧な方が好印象。 「サッカーではトップクラスに居た主人公が、カバディの世界では格下」という要素に面白さがあって、スポーツ未経験者の同期にすら負けてしまう、という設定かなり好きです。 ただ、ちょっとのし上がるの早いかな。 同期の畦道くんがいいキャラなんだなこれが！ そして勧誘に来るサッカー部の顧問ネタでいつも笑ってしまう。終いにはヤムチャ的なバトルの解説役みたいになってるし…。笑 【全話視聴後】 すごいですよ、これ！！ まさか大会行く前の練習試合で終わると思わなかった…。 「あれ？2クールだっけ？」と目を疑った。 内容は練習試合がメインで、見る人によっては平坦な物語に思えるかもしれませんが、それだけカバディのスポーツ性を丁寧に描いた作品だったと思います。 決して、テンポが悪かったから、時間軸が遅かったとは思わない。 正直、カバディのマイナー性ゆえに、凄さや技のトリッキーさが伝わりにくいところも多く、その説明に尺を割かなければいけかったのもあると思います。 サッカーやバスケのゴールシュートの瞬間とか、野球のホームランみたいな派手さはないですからね。 そのハンデの中、根性論や勢い、才能に頼らないスポーツ描写にはかなり好感がもてました。 スポーツのことなんて全然知らない素人の意見です。 個人的にはかなり良作だったので続編やってほしいけど、というかもう続編やらなきゃ嘘でしょ？ってとこで終わってるんですけど、正にそれゆえに爆発的な面白さには欠けた気がするので、期待はできないか…。 アニメ業界の辛いところですね(；▽；)