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原題は「Arkansas」、邦題は「ザ・ヴィランズ ~悪党伝~」です。 出演する俳優陣は面白いけど、台詞や展開が妙に不思議な退屈感をおぼえた作品です。 アメリカ南部アーカンソー州が舞台。 いくつかの「章」によって物語は展開します。 カイル(リアム・ヘムズワース)は麻薬の売人で新しく組む相手がスイン(クラーク・デューク)。 ちなみにスイン役の人が監督なんですね~。 2人が向かったのはパークレンジャーの仕事を隠れ蓑にする元締めのブライト(ジョン・マルコビッチ)のところ。 そして知り合ったのが骨董品など買い取りの店を営む男(ヴィンス・ヴォーン)。 この男をこの地のボス「フロッグ」だと最初は知らなかったカイルとスイン。 結局はその地のシマを牛耳っていても、いつかは仲介や元締めの権利を奪われると言う話。 とにかく台詞が面白くない。(監督が脚本も書いている。) 監督はタランティーノの影響があるみたいだけどタラちゃんほど突き抜けていない。 良かったのはヴォーン・ヴォーンの多彩なカントリーシャツやボーラタイの着こなし。 音楽も好き。 そしてリアム・ヘムズワースってお兄ちゃんにそっくりですね。 作品としては今一つ。
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