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ひとむ

ひとむ

3 years ago

4.5


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Aquamarine

Movies ・ 2006

Avg 3.3

夏休みにぴったりなおバカハッピームービーかなって思ってたけど、予想以上によかった。 地味な女の子が、憧れの男の子を遠目に眺めるも、派手な女の子たちが苦手で、端に避けるように夏を過ごしてしていたのが、海から逃げてきた人魚と出会って一変。 人間界を楽しみたい人魚のために、そして人魚の勢いに釣られるように、ドタバタしつつ夏を思いっきり楽しめるようになる。 派手な女の子が、痛い目に遭う王道の展開も、暴力的な罰ではなく、その目立ちたがり屋の性格が治るまで車の送り迎えなし!という、かわいいものなのもよかった。 愛を求めて人間界にきた人魚が、父親の前で男女の愛を証明することはできなかったけれど、地味で引っ込み思案だった女友達二人が、荒れる海に飛び込み、人魚の元にかけつけて、「愛してる」と言ってくれる。 駆けつけてくれた人間の友だちの愛に人魚は涙を流し、その涙が海に落ちた瞬間荒れ狂う海が穏やかになる。 この映画で描かれる「愛」は、恋愛より友情!と優劣をつけるものではなく、どちらも大切で素敵なものって解釈できるのが、すごくいい。 ラストのキスは、イケメンの友達が調子に乗ってキスしてきたのではなく、憧れのアイドルがファンサしてくれた、って感じだと思う。 二人のはしゃぎ具合もかわいい。 ただのシャツをホルターネックで素敵に着こなしてみたり、褒めてくれるけど嘘は絶対につかないヒトデや、色の変わるネイル、人魚の涙、夢のようなギミックがてんこもりで、それだけでもわくわくできる。 毎夏観たい映画。