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いやよセブン

いやよセブン

7 years ago

3.0


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The House of Glass

Series ・ 2013

Avg 3.3

メロドラマの体裁だが、官僚に操られる政治家を辛らつに描いている。 財務省の局長、澁澤一成(藤本隆宏)には息子が2人、長男の仁志(斎藤工)は東大卒で財務省勤務、公務員改革に熱心だ。 次男の憲司(永山絢斗)は司法試験の受験勉強中だ。 妻を飛行機事故で亡くしていた、22年経って後妻をもらうことにする。 美しい玉木黎(井川遥)が家にやってきてから、親子の関係がギクシャクし始める。 公務員改革の急先鋒の野党党首を陥れるため、財務省がマスコミを使い、あの手この手で信用を貶めるのは、小沢事件を髣髴とさせる。 親子の戦いになるが、息子なのに敵である父親の力を知らない息子が負けるのは必定。 もうすこし若者に頑張って欲しかった。 それにしても井川遥の美しさは説得力十分で、画面に現れるとすべてを持っていってしまう。