リアム・オドネルが監督・脚本を務めた、2017年公開のSFアクション。 前作『-征服-』から7年ぶりの続編となる今作は、地球を征服したエイリアンに対する人類達の反乱が描かれます。まず序盤では、前作で描かれた恐怖の3日間が今作の主人公マークの視点から別場面として描かれます。このシークエンスは前作の復習としてだけでなく、製作費が前作から2倍近くに増えた事から、よりスケールアップしたパニック&ショッキング描写として描き直されています。また今作は3幕構成がハッキリと区別されており、2幕目以降はまた印象がガラッと変わります。前作で衝撃的だった”あの人達”は意外とあっさり退場してしまいますが、終盤にはそれらを踏まえた熱い展開も用意されています。そして今作のカラーが最もよく出ている第3幕が色んな意味でビックリ！なんと今回はアクション映画、それも武術・格闘アクション映画という色が濃厚な一作となっており、それを文字通り体現して見せているのがイコ・ウワイスとヤヤン・ルヒアンの2人！このコンビは2011年『ザ・レイド』という作品で一躍有名になったという事で、そっちも観てみたくなりました！とにかくキレッキレのアクションにうっとり。 『第9地区』や『プレデター』、『マトリックス』や『パシフィック・リム』など、今回は今回でまた色んなSFを詰め込みまくった、またしてもワクワク中学生映画でした。第3弾『-逆襲-』が公開するという事でとりあえず観てみたですけど、すっかりファンになってしまいました。もっと公開規模拡大してくれよぉ。 今回はなんとエンディングにNGシーンが付いてくる！おいおいどんだけお得なんだよぉ。