Comment
1950年代、アメリカ人のニック(ジャレッド・レト)は刑務所で同房で組員清(浅野忠信)が脱走する手伝いをする。ニックは出所後、清に世話をされ、正式に組員となるが、やがて組同士の抗争に巻き込まれ・・・という話。 日本が舞台のハリウッド映画ですが、オシャレできれいな「仁義なき戦い」みたいな作品でした。チンピラみたいな開襟シャツなどは着なくて、全員黒スーツと白いシャツでビシッと決めていて服装もオシャレ。室内インテリアもオシャレ。映像もきれいでオシャレ。 トンデモ日本描写みたいなのはほとんどなかった(「行け!行け!行け!」というネオンサインがキュートだった)けど、「1950年代の大阪がこんなにオシャレなはずはない!」と思いました。 刑務所で絆ができる、指詰め、兄弟分との諍いなど、典型的なヤクザ映画の要素が盛り込まれている割に、ニックの考えや行動理由がイマイチ伝わらず、清との関係もあまり濃くないように見えてしまって残念でした。もっと2人のイチャイチャ(男同士のイチャつきもヤクザ映画の醍醐味)を見せてほしかったです。 他にも、椎名桔平、大森南朋、忽那汐里、田中泯などが出てましたが、YOUNG DICEや、奥野瑛太、清水尋也などが小さい役だけど出ている所が良かったです。
Be the first one to like!0 replies