
へちょび
4 years ago

Batman Forever
Avg 3.1
監督や俳優、雰囲気等がいろいろ変わった近代バットマン映画三作目。「名作と呼 べるのは前作まで」という評価をよく耳にしますが、どうなんでしょうか。 前作までと比べると、キャラクターの掘り下げが弱い気がしますね。ヒロインは(めちゃくちゃお美しいのですが)結構バカ女ですし、悪役二人の悪堕ちの早さに辟易としてしまいます。ただ、その分悪役に同情しなくて済むので、カッコいいBGMにのって悪を倒して美女を射止めるバットマンの活躍が素直に楽しめる作品です。 また、俳優陣が豪華でなかなか飽きません。ジム・キャリーは相変わらずですし、あんなにはっちゃけたトミー・リー・ジョーンズは、なかなか見られないと思います。 ただ、やはりストーリーの核心の部分が少し残念ですね。恐らく今回「二面性」がテーマで、ブルースが自身の別人格であるバットマンとの乖離に苦しみ、その権化がトゥーフェイスなのだと思います。そして、それを過去の自身の境遇と重なるディック=ロビンとの交流や周囲の助けにより昇華し打ち破る、というストーリーの筈ですが、その辺の描き方が中途半端なんですよね。流石に、映画を鑑賞する側がセルフで補完しなければならない要素が多すぎます。 普通に観る分にはまぁまぁ面白いのですが、やはり名作に成り損ねた作品ではないかと思います。