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choutan

choutan

6 years ago

4.0


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Who Framed Roger Rabbit

Movies ・ 1988

Avg 3.4

 実写とトゥーンアニメーションの融合。それがひたすらに凄まじい。  もちろん「メリーポピンズ」だとか、ほかにも実写とアニメを組み合わせた映画はあるけれど、この映画におけるアニメーションは「現実世界にアニメを配置した」だけに留まらず、「現実世界にアニメが『馴染んで』いる」。それは照明の使い方や惜しみない回り込みのアニメーション、画面全体をめいっぱい使ったポップな動きによるものである。これは本当にすごいと思う。主人公とロジャー・ラビットが手錠で繋がれるシーンがあるんだけど、これなんかどうやって撮影しているのかもはやよくわからなくなる。個人的にはジェシカ初登場のシーンが凄まじいと感じた。  物語内容としては特段目立ったものはないように思うんだけれど、ディズニーキャラクターやバッグスバニーショーのメンツなんかがたくさん出てきて、日本とは違うアメリカンアニメーションの幅広さを感じる。製作段階ではポパイとかトムとジェリーを出す案もあったようだが権利的に難しかったらしく、少し残念。  ジャンルとしてはバディ・サスペンスものになるんだろうか。思っていたよりもシリアスな内容でいきなり殺人とか出てきてびっくりしたが、その方向でうまくまとまっていったので面白かった。現実ではありえないようなトゥーン的な仕掛けを駆使したアクションなんかもたくさんあり、見ごたえがある。  トゥーンタウンに入るときとラスボスが、わりと怖い。あと酒を飲んだときのロジャー・ラビットが怖い。というか、あんまりロジャー・ラビットはかわいくはない。ダンボはかわいい。