Comment
てっぺい

てっぺい

2 years ago

3.5


content

Beetlejuice Beetlejuice

Movies ・ 2024

Avg 3.3

Sep 28, 2024.

【36年後の続編映画】 前作から36年の時を経て製作された続編。歳を重ねた同キャストが演じる世界観は、いい意味で前作から変わらずいいとこ取りでブラッシュアップ。今年のハロウィンに1番合う一本。 ◆トリビア 〇マイケル・キートンは、本作ではポリコレ(人種や性別の差別・偏見をなくす考え方)を避けるよう希望したという。「前作で堕落した変人として描かれたビートルジュースは、より正しい知識が広まった今の世でも、堕落した変人だ。『新しい時代だから、今はこう振舞うべき』というように変えてしまいたくなかった」と語る。(https://www.vogue.co.jp/article/michael-keaton-beetlejuice2-screen-time-limited) 〇マイケルは、本作の製作に入る前にオリジナル映画を鑑賞。「僕は、ああ、覚えている、これをどうやるか覚えているぞ、と思ったんだ。この役柄をまた、やり遂げることができるかどうかは、わからなかった。現場にやってきて、みんなをガッカリさせることだけは避けたいと思った」と36年ぶりの続編への想いを明かした。(https://www.iwate-np.co.jp/article/oricon/2346829) 〇ジェナ・オルテガはアストリッドについて、リディアの娘役だがかつてのウィノナの役柄を上書きせず、似ている所があるだけ、という見え方になるように演じたと語る。「親子揃って自己主張も意固地な所もある、自分自身の事をよく分かっているけれど、怒りは別の場所から来ている。アストリッドの方が少しトラウマや世の中への憤りを感じているキャラクターです」と役柄を解説する。(https://wwws.warnerbros.co.jp/beetlejuice/news/news_240829.html) ○ ドロレスがホチキスでバラバラにされた身体を留めていくシーンは撮影に2、3日かかったという。演じたモニカ・ベルッチは「まるでホラーのダンスシーンのよう。ボディランゲージと呼べる、体で表現する言葉のようだった。自分がパントマイムのように感じて、壊れた人形を演じているみたい」と打ち明ける。(https://natalie.mu/eiga/news/591592) 〇劇中に登場する死後の世界は、できるだけデジタル技術に頼らずに生み出されたといい、監督は「極力、実写動画にこだわって撮りたかった。デジタルなものは最小限に留めたかった。その結果、パフォーマンスアート作品のような奇妙なものに仕上がった」と満足そうに明かす。(https://www.cinematoday.jp/news/N0145081) 〇ティム・バートンは、続編を作らない監督として有名。本作は『バットマン・リターンズ』に続き、2度目の続編製作となる。(https://www.banger.jp/movie/122824/2/) バートン監督と何度も「ビートルジュース」続編の話をしていたというウィノナ・ライダーは「この作品は、彼にとってすごく意味があるものだったので、大切に守ろうとしていたのだと思います」と語る。(https://eiga.com/news/20240919/19/) 〇アストリッドを演じたジェナ・オルテガは、バートン監督が製作総指揮/監督を務めたNetflix『ウェンズデー』('22)のヒロイン。ドラマは世界的に大ヒットし、自らが振り付けし劇中で披露した“ウェンズデー・ダンス”もレディー・ガガやマドンナが自身のSNSで披露するほど社会現象に。インスタグラムのフォロワーが3000万人を超えるトレンドアイコン的存在。(https://www.moviecollection.jp/present/240366/) 〇ビートルジュースの妻役で出演したモニカ・ベルッチは、ティム・バートン監督とプライベートで交際中。(https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a60270713/tim-burton-first-trailer-beetlejuice-sequel-240322/) 〇前作でメイトランド夫妻を演じたアレック・ボールドウィンとジーナ・デイヴィスは本作には不出演。その理由について監督は「チェックボックスに印をつけていくだけの作品にはしたくなかった。一作目では、彼らは必要不可欠な役どころだったけれど、違うことにフォーカスしたかったんです」と明かした。(https://www.vogue.co.jp/article/tim-burton-alec-baldwin-geena-davis-not-beetlejuice-sequel) 〇日本語吹替を担当する声優陣が、その姿形まで完全にキャラクターに変身する史上初の《全身吹替》に挑み、話題となった。(https://www.banger.jp/news/121834/) 〇本作の公式ドリンク「ファンタ ビートルジュース」が期間限定で発売。 ”あの世のおいしさ”が特徴の新フレーバーだという。(https://wwws.warnerbros.co.jp/beetlejuice/news/news_240904.html) 〇1988年にティム・バートン監督作品として初めて日本で劇場公開された前作は、西川のりおを吹替版のビートルジュース役に起用。アドリブで自身のギャグ「ツッタカター」を入れるなど、“映画史に残る伝説の日本語吹替版”として映画ファンの間では語られている。(https://filmaga.filmarks.com/articles/301775/) その西川は“蘇り声優”として今作にも参加。“死後の世界のコールセンター”に苦情を入れる顧客役を務めている。(https://natalie.mu/owarai/news/592728) ○前作はブロードウェイミュージカルとしても人気を博し、2023年にはは福田雄一・演出、SixTONESのジェシー主演で日本版公演も上演された。(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/83409) ◆概要 ティム・バートン監督が、自身の出世作となった1988年の映画「ビートルジュース」の35年後を描いたホラーコメディ。 【監督】 「チャーリーとチョコレート工場」ティム・バートン 【出演】 「バットマン」シリーズ マイケル・キートン 「シザーハンズ」ウィノナ・ライダー 「ホーム・アローン」シリーズ キャサリン・オハラ ジャスティン・セロー 「マトリックス」シリーズ モニカ・ベルッチ ジェナ・オルテガ(バートン監督が製作総指揮/監督を務めたNetflixドラマ『ウェンズデー』('22)のヒロイン) 「スパイダーマン」ウィレム・デフォー 【公開】2024年9月27日 【上映時間】105分 ◆ストーリー 死後の世界で「人間怖がらせ屋」を営む推定年齢600歳のビートルジュースは、かつて結婚を迫るもかなわなかったリディアのことをいまだに忘れられずにいた。リディアは自身の霊能力を生かしてテレビ番組の司会者として活躍しているが、私生活では一人娘アストリッドとの関係に頭を悩ませている。アストリッドは幽霊の存在を信じておらず、母の霊能力もインチキだと思っているのだ。ある日、数世紀前から死後の世界の倉庫に封じられていたビートルジュースの元妻ドロレスが復活し、ビートルジュースに対して復讐を企てる。一方、アストリッドが死後の世界に囚われてしまい、リディアは最終手段としてビートルジュースに助けを求めるが……。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆続編 昔ながらのクレジットと、町の俯瞰で始まる冒頭。ドローンで少し画作りは変化しつつも、前作をきちんとなぞるあたりが正統な続編感。36年の時を経て、歳を重ねた主要キャストが続投、屋根裏のミニチュアに、塩対応な受付に、ボブ(事務所に多数の同類が勤めていたのと、ボブの最期の目の破裂音に笑った)、突然始まるミュージカル仕立ての演出も懐かしい。こと、サンドワームについてはCGでリアル化する事なくあえて昔のままの描画スタイル。「極力、実写にこだわって撮りたかった」というバートン監督の言葉の通り、現代の映像技術でアップデートされたというよりは、当時の世界観のままの続編になっていたのが逆にとても良かった。 ◆ホラーコメディ 数日にわたって撮影されたというドロレスがホチキスで自分を留めながら復活するシーンは、ライトな感じの本作の中で突飛したホラー感。その彼女が魂を吸い、吸われた側が縮み消える描写もなんともおぞましい。ベビービートルジュースがリディアの腹から登場する気色悪さも際立つ。そんなホラー要素に加えて、節々で笑えるコメディ感は、個人的にアストリッド父に喰らいつくピラニア(?)のパタパタが最高笑。大々的にソウルトレイン(アメリカで35年間放送された音楽番組オマージュか)をやるあたりや、サメに喰われたチャールズが顔のないまま血を吹き出し動く様も本作ならでは。前作では当時画期的だったというホラーコメディのジャンルを着実にブラッシュアップできていたと思う。 ◆ラスト ビートルジュースとリディアの結婚を前作同様サンドワームがぶち壊し笑。今作ではビートルジュースが破裂して終止符へ。リディアの夢の回想では、リディアにとって一瞬の出来事のように娘が結婚・妊娠。思えば、前作のラストは“死者と生者の共存”がテーマだったのに対して、本作ではリディアが“死後の世界と縁を切る”と宣言する。しかしその世界でも、アストリッドからはベビービートルジュースが生まれ、そんな悪夢から覚めてもリディアは彼の幻影に苛まれる。36年の時を経て、本作前半で何度もビートルジュースの幻影に怯えたリディアはつまり、ビートルジュースがたとえ消えたとしてもその幻影に苛まれ続けるわけだ。そう、ビートルジュースはどうやったって、その名を3回呼べば必ず登場する。本作はそんな、次回作も作りやすく、かつ暗に匂わせるような絶妙なラストになっていた。タイトルがビートルジュースビートルジュースと、その名を2回呼ぶ事になった今作。続編があるなら当然その名を3回呼ぶ事になるわけで、そうなれば当然…!? ◆関連作品 〇「ビートルジュース」('88) 前作でティム・バートン監督の出世作。当初としては斬新なホラーコメディ。プライムビデオレンタル可。 〇「バットマン」('89) ティム監督、マイケル・キートン主演。ならではのダークさ健在。プライムビデオレンタル可。 ◆評価(2024年9月27日時点) Filmarks:★×3.9 Yahoo!検索:★×3.8 映画.com:★×4.1 引用元 https://eiga.com/movie/101874/ https://ja.wikipedia.org/wiki/ビートルジュース_ビートルジュース