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hanako

hanako

5 years ago

4.0


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Movies ・ 1991

Avg 3.1

2021/8/31 ⭐2.5⇒⭐4に変更 っえ!!こんなに琴線に触れると思わなかった!という衝撃。昔は「?」だったのも納得。色々と考えが巡ってしまった。「10代の頃に欲しくて手に入らなかったものに、人は一生縛られる」って何かで目にした言葉なんだけど、鑑賞中にふと心に浮かんできました。 ◆ 主人公は、東京生まれ東京育ち、1人暮らしをして経済的に自立した27歳OLのタエ子。彼女が子供の頃欲しかったもの、行ってみたかった場所、挑戦してみたかったこと…《消化不良》になっていた「おもひで」を1つ1つ箱から取り出して、その時の悔しい気持ち・やるせなさを、自分の中で咀嚼して《消化→昇華》させていくお話。ほとんどは笑い話になっているのだけど、最後の箱に入っていた「おもひで」(転校生に握手を拒否されたこと)だけは、未だに自分への呪いとなって自己嫌悪に陥ってしまう。その時、最後の「おもひで」を一緒に噛みしめて、《消化→昇華》させてくれる人が現れて…あのドラマティックなエンディングに繋がるのね~、と胸がいっぱい。 ◆ ラスト10分くらいでエンドロールと歌が流れながら、セリフを排除して描かれるタエ子の一大決心の演出が最高にオシャレでした。そして、決断したタエ子を見送る子供時代のタエ子の表情が笑顔ではなく何とも神妙な面持ちというのが秀逸! ◆ 【以下は雑感】 この作品の何が苦手かって、笑いジワ、ほうれい線などがしっかり描かれるところ。あとこれは時代的なものだから仕方ないけど、タエ子のお父さんの全て(亭主関白全開)が無理!!でした。 子供時代のタエ子の声に聞き覚えがあるなーと思ったら、『耳をすませば』の雫の声と一緒の声優さんだった!しかも、高橋一生(聖司くん役)の名前をエンドロールで発見!嬉しいサプライズ。