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2ちゃんねるで語られている都市伝説「鮫島事件」をモチーフにしたホラー映画。 昨年、テレビCMで観た時からずっと気になっていて、ようやく観ることができた。 まず映画はコロナ禍である今の社会を舞台としていて、物語の多くの場面は高校の同級生だった6人の若者たちのリモート飲み会の画面上で進む。これが特に前半功を奏し、なかなか心拍数が上がる展開となっていて、ひさびさにこれは当たりか!と思わせた・・・のだが、中盤くらいから話が変な方向にイレギュラーしたと思ったら、最終的には様々な既発ホラー映画のパッチワークで終わってしまった(思い返せば冒頭のエレベーターからして完全に『呪怨』だった)。 またクライマックスは某有名映画のモチーフとなったあるキーワードまでも強引に絡めているのだが、これ、ホンマに要らん。一気に興醒めした。言い方悪いが「鮫島事件」の真相らしきものがそもそも陳腐だ。本作の監督、脚本を務めた永江二朗の発想力の限界だったと言ってしまえばそれまでだが、前半良かっただけにすごく勿体無いなと思う。 最後に、映画の内容とはまったく関係ないが、しゅはまはるみ、ライザップして良かったなー。 【U-NEXT】
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