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平日はサクッと見られる短めの映画が見たいな〜ってことで見てみた。マイク・フラガナン監督の作品ってジワジワ怖いし、演出が上手だから割と好きなんだよね。今作は聾唖の女性にサイコパス殺人鬼が襲い掛かるというストーリー。冒頭の料理シーンで様々な音が入り乱れて心地良いな、なんて思ってたら次の瞬間には無音になる演出に引き込まれた。自ら音を発さなくても環境音とかがあるし、全くの無音状態を体験することって中々ないから自分がその立場に立たされたら怖いなぁ。でも音が聴こえないことは、恐怖を察知することさえ難しいんだよね。それを象徴するのが序盤の友人が殺されてしまうシーン。どれだけドアを叩いて呼びかけても聴こえないし、後ろに立たれても気付けない。この辺りのシーンが一番ゾクゾクきたかも。 その後は主人公と殺人鬼の対決に移行するわけだけど、かなりスリリングだったし結構楽しめた。ただ殺人鬼が早々にマスク脱いじゃうし、舐めプが過ぎるのはちょっといただけないな。 台詞も登場人物も少ないけど、ハラハラできるスラッシャームービーだった!
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