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3 years ago
Viridiana
Movies · 1961
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気持ち悪い爺いが存分に味わえる。 敬虔なクリスチャン修道女が、親戚や貧しい者にこれでもかと滅多打ちにされる様は、普通なら胸の痛む悲劇なのだが、 実はこの映画では宗教の傲慢さに切り口を入れており、 爺・息子・姪(修道女)の、”弱い者”を「救ってあげる」という 無意識の善意(/独りよがり)を浮き彫りにさせている。 そんな「じゃあどうすんのよ」という膨大になりそうな問いに対するルイス・ブニュエル監督のラストシーンによる回答も自分は好きだった。 オチ投げ(にげ)でセンスある作品に出会えたの久しぶりかもしれん。
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