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【金に取り憑かれた悪魔、野に放たれる…】 銀行強盗を起こした男は田舎町の家まで帰ると、息子と娘の前で盗んだ金を隠し、その後駆けつけた警官により、逮捕されてしまう。 時を同じくして、車を盗んだ罪で別の男が逮捕され、懲役30日を言い渡される。 牢屋の中で二人の男が出会い、銀行強盗を犯した男が絞首刑になるまでに、もう一人の男は、盗んだ金の隠し場所を聞き出そうとしたが、叶わず、出所を迎える。 この男、ハリーは絞首刑に処された男の田舎町まで足を運び、未亡人となった奥さんに近づき、巧みな話術で街の人を魅了し、結婚まで漕ぎつけてしまう。 早速、子供に近づき、亡き父が託した金の隠し場所を問いただす。 子供達は父との約束を守り、金の場所を吐く事はなかったが、自分に洗脳され、陶酔仕切っている妻に、金が目的で自分に近づいたと勘づかれたハリーは妻を殺し、川の底に沈めてしまう。 怯える子供達を更に尋問し、金の場所を聞き出すハリーだが、あと少しの所で子供達に逃げられてしまう。 小舟に乗り川を下る子供達… 金の亡者となった悪魔から逃げ切る事は出来るのか…… -------------------- まぢ恐い!! 言葉巧みに人を洗脳していく 簡単に妻を、街の人を、小さな女の子まで えぐいて…ほんま 白黒映画で影の使い方が上手すぎて しかも、牧師の格好に身を包む男って、服が黒いから、聖人(偽)やねんけど、どこか禍々しいオーラを放っていて、睨まれた時には、身体にビビッと念が入ってきたかのように、一瞬身体が硬直するんです。 殺しのシーンも映像では残さず、音だけで表現する事によって、より想像力が掻き立てられて、怖さが倍増していました。 小舟に乗るシーンでも、兄が妹を小舟に乗せようとするも、もたついて、画面を見ながら、 はよせな、追いつかれるやん!! 何しとん!! とハラハラしていました。 演出、撮り方上手いですょね 後半、精神的に追い詰められる兄には、もう目が当てられません。 そら、上映禁止になるわってぐらい この映画の影響は半端ないです!
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