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uboshito

uboshito

10 months ago

3.5


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Akabane Honeko no Bodyguard

Movies ・ 2024

Avg 3.1

阪元裕吾監督が公開当時に大絶賛していた作品だったので、ものすごい期待感で見た。ので、どうしても★4以上は確定だろうと思っていたのだけれど…むむぅ…やはり期待値を上げすぎるのもよくない。 確かに、物語はとても面白い。良い話だし、セリフが嘘くさくない、というのはとても重要な要素。同時に、演出も、バカっぽくなりそうなのを踏みとどまっていて、みんな大まじめにやっていて好感が持てる。んだけど、全体のテイスト、トーンがやや安っぽいのと、主演含めて出演俳優の演技が一部ひどいっていうのと(これは大人数なので多少は目をつぶるとして)、何よりもアクションが残念で。 デジタル技術が発展している現代なのだから、別に生のアクションにこだわらなくても良いと思う。もちろん、格闘シーン自体は俳優自身がやるとしても、そのアクション演出にはデジタルを使用して、本当に殴っていたり、吹っ飛んでいたりする、ように見せることは可能なわけだから。しかし本作のアクションは、スタントマンも一部入りながら、アップのシーンは早回しでごまかしたり、カットをかなり多めに割っていたり、引きで撮ったりと、なかなか没入できない。興奮させてくれない。アクションが映画の中心部を貫いている作品のはずなのに、接近戦の描写がいまひとつっていうのはやはり超残念だし、減点も減点しちゃう。 というわけで、今回も、ひたすら土屋太鳳。 土屋太鳳だけを見て、土屋太鳳だけを心の支えにして最後まで見た。繰り返すけどお話はとても良いお話なんですよ。だけどアクションがあれでは…もう土屋太鳳を見る映画として見るしかなくなってしまったわけで…土屋太鳳だけがすべて。彼女の役柄も含め、彼女の存在に感動すら覚えた。次点が高橋ひかると遠藤憲一。この映画の遠藤憲一はなんか…西田敏行みたいだった。 このアクション部分がもっとちゃんとやれていて、洗練されて、観客を驚かせるレベルであったなら、この映画は熱狂的に迎え入れられただろうし、映画的な価値も向上したと思うだけに、本当に残念。テレビ局制作の映画なんて、所詮この程度なんだ、ということが上書きされただけになってしまった。(WATCHA PEDIAさん、公開映画なのになんでジャケ写ないの) 【視聴:WOWOW】