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タロン・エジャトンがエルトンを演じるから… 正直それだけの理由で観に行ったのだけど、 何度も、何度も、号泣した。 『ボヘミアンラプソディー』の二番煎じで終わるんではないか?という不安は杞憂で終わった。 ▫︎ 何よりタロンの、タロンが、タロンを封印し、 全力全霊でエルトンを演じている姿に感動する。 人を惹きつける歌唱力は勿論のこと、 過激で繊細で、とても脆くて危なっかしいエルトンを体当たり演技で魅せてくれたことに鳥肌が立つ程感激した。 ▫︎ エルトンを演じるにあたって相当のプレッシャーがあったと思うけどタロンはそのプレッシャーを跳ね除けエルトン本人を始め多くの人の期待以上にエルトンを演じきったと思います。 ▫︎ “ド派手な衣装に個性的なメガネの癖の強いおじさん歌手”くらいな印象しかなかったエルトン・ジョンの苦悩と成功、そして最後の最後で本当の幸せを掴んだ壮絶な人生。 本作がきっかけで知る事が出来て良かったです。 ▫︎ それにしても… 両親に愛されていたフレディとは違い、 両親にすら愛されなかったエルトンの人生はあまりにも不憫で、寂しい気持ちを酒とクスリで誤魔化すのも無理ないな…と。 “そういう人間だから”と開き直る元父親すら、 最終的には受け入れるエルトンの優しさは何なんだろう。 自分の事を“僕は難しい子供だった”なんて言わないで欲しい。 親に愛されたい、ハグして貰いたい、 ただそう願うだけの普通の子供だったのに。 ▫︎ 『ボヘミアンラプソディー』も感動したけど、 個人的には本作の方が感情移入しやすくて好きだったかもしれない(*´ω`*) エルトンとバーニーの友情に乾杯! 【劇場鑑賞】
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