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【失踪した息子…あなたは何を"望み"ますか?】 膝を怪我し、サッカーが上手く出来なくなった高校生の規士(ただし)は、どこか塞ぎがちになる。父も母も元気づけようと声をかけるが、あまり反応は良くない。そんな中、規士の部屋から短刀が見つかり、父が取り上げるところから、変な空気が流れ始める。 規士が母に「ちょっと」と残し、出て行ったきり帰ってこないのだ。それと同時に流れてきた高校生が殺されたというニュース。それは規士と仲良くしていた同級生だった。犯人と思われる2人は逃走して行方不明。しかし、規士を含めて3人の行方が分かっていない。 ネットでは、様々な噂が流れ、マスコミも連日規士の家に押しかけ、家族は精神的に追いやられていく。 規士は加害者か被害者か。 規士は絶対に人なんて殺さないと信じる父 規士がたとえ加害者でも最後まで愛する母 それぞれの"望み"が交錯する中、事件は思いもよらない結末へとコマを進める。 僕にとっては、胸くそ映画でしたね。 SNSで好き勝手に発言する人苦手なんです。 (このレビューも好き勝手言ってると捉えると自分もその一人かもしんないですけどw) 上のあらすじには登場してないですが、規士くんには高校受験を控えた妹さんがいます。 その妹は父と母に挟まれたいわば、中立的な立場で物語が進んでいき、挟まれることにより、心の揺らぎや葛藤が物語の中で見えてきます。 母のセリフ「覚悟しなさいよ」が出てきた後からの物語の締まり具合が大好きでした。 他の方も書かれていらっしゃいましたが、キャストが良い^_^ 僕的には父:堤真一さん、母:石田ゆり子さんが上手すぎてヤバかった。他の人も上手いんだろうけど、霞んで見えた。 原作の雫井さん(クローズドノート)と 監督の堤幸彦さん(SPECシリーズ)と お二方とも大好きでしたので、他の映画とも迷いましたが、鑑賞しました。 いや、もうびっくりしましたね←語彙力 噂に踊らされる人って、、、キライ さぁ、トイレットペーパー買い占めなくっちゃw
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