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終わりが切なくて遣る瀬無い気持ちになりました。ネタバレです。 ロボトミー手術をうけ植物人間となったマクマーフィを殺す事で救出したチーフ。 チーフは逃げて母なる大地へ走るラスト 見た映画であ〜これ見たけど最後どうなるんやっけかな? って最後まで覚えてない映画っていっぱいあると思うんだけど、この映画のラストは、脳裏に焼き付く程印象的でした。 カッコーの巣の上でという映画タイトルが秀逸 カッコーという鳥は、自分の卵を他の鳥の巣に置いて、自分の子を自分で育てない。産み落とすだけ。 そして、ヒナも当然のように居座って元ある卵を巣から落として、親鳥からの餌を当たり前に貰い、親鳥も自分の巣にいるヒナは自分の子供だと思い餌を与え続ける。 そこにいる もの になんの疑問持たずに。 マクマーフィは終盤逃げ出すチャンスがあったのに逃げなかった。逃げられなかった? 自分は外では生きられないって躊躇っていたからだと思いました。 カッコーの巣の上(病院)にいたらなんの疑いもなく、自分らしく生きれたのに、カッコーの巣の外に出たら、たちまち生きていけなくなるような気がしたんではないかな。
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