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たっちゃん-半変人のお調子者-

たっちゃん-半変人のお調子者-

5 months ago

5.0


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Love in the Big City

Movies ・ 2024

Avg 3.9

Jun 27, 2025.

奔放で自由気ままに生きるジェヒとゲイである事を周囲に隠し孤独に暮らすフンス。 彼女達のかけがえのない友情の物語。 周りから異端者として扱われる二人が出会い、友情を紡いでいく様子がなんとも愛おしい。 男女間の恋愛関係に至らない友情関係がもてはやされていて、恋愛関係になると安易と捉えられてしまう、昨今の風潮はそんなに好きではないけど、今作に関しては、この二人がどこまで行ってもあくまで親友のままなのが良い。何故ならそれはお互いの「らしさ」を否定することになるから。 「あんたらしさがどうして弱点なの?」 ジェヒがフンスに投げかける言葉。 なんとシンプルで、なんと力強くて、なんとあったかい言葉なんだろう。 その言葉が終盤、男に振り回されて自分自身を見失いそうになっていたジェヒにフンスから返される所もたまらない。 社会との馴れ合いの中で最も疎かにされがちな"自分らしさ"。 でもそれは弱点ではなくむしろ強みなんだと教えてくれる。 この二人の関係性が心地よい分、終盤の展開は結構切ないけど、電話するジェヒの表情とそれを見つめるフンスの表情を観て、「そうか…そうだよね。こうとしか終われないよね…」と何とも言えない気持ちになった。 ただその後、切ない気持ちで終わらせないのがこの映画。 二人の熱き友情が結実するラストが超幸せな光景で、これからの二人の人生に幸あれ!という120%前向きな気持ちで終わるのが実にこの映画らしい。 途中途中の二人の友情描写も熱くて、優しくて、本当に好き。 特にお気に入りなのは、連絡の行き違いから初めての大喧嘩になって、フンスが出て行っちゃった…と思ったらその5秒後には帰ってきて即仲直りしてお互いを気遣い始める場面。 ジェヒからの電話にフンスが出なかった事が喧嘩の発端だけど、フンスはとある事情で暴行を受けていたから電話に出られなかっただけで、その事をフンスの顔の傷を見て察したジェヒがさっきまで喧嘩してた事など忘れて、「どこの誰にやられたの!?」と取り乱す。最高のやり取りだった笑 YouTubeにて本作について語っております。 是非聴きに来てください。 https://www.youtube.com/live/ik1KipdpWQ4?si=JINNMS-PUSybSNf9 映画評価基準 この映画が好きか 10 没入感 10 脚本 9 演出 10 映像 9 キャスト 10 音楽 9 余韻 10 おすすめ度 10 記憶に残る映画だったか 10 計97点