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『猿楽町で会いましょう』鑑賞。見応えたっぷりの素晴らしい青春映画の誕生。瑞々しい恋の始まりも、痛々しい自我のぶつかりも、憎々しい嘘や欲望の見え隠れも、すべて今の日本の社会での人との関係から生まれたリアリティ。どんな人のどんな話しか知らずに出会ってほしい。愛おしくて痛くて堪らない。 『猿楽町で会いましょう』『花束みたいな恋をした』で憧れ、『街の上で』に癒され、猿楽町でヒリヒリする。そんな今年の東京青春映画。そして『本気のしるし』、『あのこは貴族』という時代の傑作たちとやはり似ていて、表現は違うがこの日本の社会での女性と搾取について語っている。
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