
my life
The Forest of Love
Avg 2.9
園子温監督の「愛なき森で叫べ」を初鑑賞してみた。何かと気になる存在の園子温監督。突然やけど過去に観た作品を振り返ってみたい。 「自殺サークル」「紀子の食卓」「エクステ」「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」「ヒミズ」「地獄でなぜ悪い」「TOKYO TRIBE」「新宿スワン」「リアル鬼ごっこ」「みんな!エスパーだよ!」「ひそひそ星」ぐらいかな。 独創的な世界観を持った監督の一人。大ハマりする作品と、そうでもない作品との落差が割りと大きい。個人的には「愛のむきだし」と「冷たい熱帯魚」が好みだ。 さてと、そんな本作は監督作品の中で、どのくらいのポジションに収まりそうかな。個人的には、その辺りが論点となりそうだ。 ふふん、いかにも園子温監督らしさが溢れたテイストやんね。何だが、観ていたら不意に、こんなコトを考えてしまう。 “本作は次のうち誰の作品でしょうか?” 1.中島哲也 2.青山真二 3.三池崇史 4.園子温 みたいな4択問題があれば割りと分かりやすいかも。もちろん、何も知らへん状況で雰囲気だけで考えてみる訳やけど。 まぁ、そんなどうでも良い話はさておき本作は面白いか面白くないかと聞かれたら…微妙なラインを辿っているかも知れない。 「冷たい熱帯魚」のような実際の事件をモチーフにした作品のようだ。どこまでが、ほんまの話なのかは、さっぱり分からないが、かなりイカれている作風なのには間違いない。 主人公は誰なんやろ。当然ながら村田にスポットを当てているんやけど、それぞれの目線の物語でもあるかのよう。ふぅ、何とも不可思議な印象が残る。 とは言え妙に引き込まれていったのは事実。後半につれて俄然面白くなってきたのも事実。一般受けは決して、しないやろうけど面白くないと切り捨てるのも何か違うと思う。 個人的には「地獄でなぜ悪い」と同じくらいのランクに落ち着く。ちなみに本作より上は「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」「ヒミズ」「紀子の食卓」なのだ。 どうやら、これで2023年の映画鑑賞が最後になると思われる。自分でも、なんちゅー作品を今年最期の締めくくりにチョイスしてんねんと思うけど、これもタイミング。 来年も良質な映画に巡り会えますように…と願いを込めてみたい。初詣では50円を賽銭箱に投じてみたいと思う今日この頃。