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私の「映画が好き」の原点を辿ると、ゴダールでもトリュフォーでもなくこの映画なのではないかと思う。(まあ物心ついてから初めて映画館で観た映画という原体験、もしくはそこからくる単なる思い出補正のせいとも言える) はっきり言ってご都合主義の脚本は穴だらけだし、よく練られているとは言い難い。てか今観ると練られてすらないよね?後に(10年後)リチャード・リンクレーターが「スクール・オブ・ロック」を撮るが、「スクール・オブ・ロック」の方が圧倒的に出来はいい。だがこういう思い出の娯楽映画って出来の良し悪しなどという理屈じゃ語れないのである。 歌姫ローリン・ヒルに出会わせてくれ、私の洋楽の幅を広げてくれた作品であり、脚本が〜とかご都合主義で〜とかそんなの当時の私には関係ないのであった。生徒役達がのびのびと歌い踊るシーンは鳥肌だし涙さえ出るほどに大好き。制服の着崩し方がかっこいい!など、当時のファッションも逆に味で良い。 でもねー一番好きなのはエンドロールかもw
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