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リンカーン出身のブランドン20歳は、当時はまだ理解が進んでいない性同一性障害者。盗みを働き町にいられなくなり、隣町のフォールズシティに移り住む。そこのバーで知り合ったラナに一目惚れし、その仲間達と過ごすも、スピード違反で捕まったことにより女性であることがバレる。ラナには受け入れられ相思相愛になるも、ジョンとトムからは理解されず、騙されたことや元カノを取られたことで激昂され、レイプされる。それを警察に伝えたところ、警察もまだ性同一性障害の理解がない時代であり、ひどい質問をブランドンに浴びせる。その後、警察へ行ったことがばれ、ブランドンはジョンに銃殺される。 性同一性障害への理解が足りない時代により殺害された悲しくて胸に突き刺さる話。実話なこともあり、引き込まれ感情移入する。最後相思相愛で終われたのは良かった。世の中で理解が進んできたのも良かった。傑作だけど、悲しすぎて辛すぎてもう見たくはない作品。
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