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ひろ

ひろ

9 years ago

4.0


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Cassandra's Dream

Movies ・ 2007

Avg 3.1

ニューヨーク派の代表格ウディ・アレンが、ニューヨークから離れてロンドンを舞台にした「マッチポイント」「タロットカード殺人事件」に続く“ロンドン3部作”の最終章 ・ ロンドンの南部でレストランを営むブレイン家の長男イアン(ユアン・マクレガー)は、投資で一発当てて成功する野心を抱いていた。 弟のテリー(コリン・ファレル)はギャンブル好きだが、恋人と結婚しマイホームを持ちたいと夢見ていた。 2人は夢だったボートも手に入れ、何もかもがうまくいくかと思われたが、イアンの新しい恋人や事業、テリーのギャンブルなどが原因で大金を必要としていた。 そんな時、金持ちの叔父ハワード(トム・ウィルキンソン)に金策をもちかけるが、その代償としてとんでもない頼みごとをされてしまう…。 ・ ウディ・アレンってコメディとシリアスをほぼ交互に作るけど、今回はシリアスなミステリー。 ・ 1年に1本ペースで作品を製作してきたアレン監督は、現役の映画監督では断トツで作品数が多い。 ・ 脚本を書いてる時点で、頭の中で映画が完成してるというだけあって、撮影が始まってから日程通りに撮り終えちゃうんだからすごい ・ アレン作品は好き嫌いが別れるだとか言われてるけど、 確かに大して映画を観てない人には、距離感ある作品もあるのは確か。 ・ それでも多くの映画ファンに支持されているのに、日本で新作が話題にもならないし、一般的なアレンの知名度も高くない。 ・ つまらないハリウッド作品とかを宣伝するぐらいなら、アレンの作品をもっと宣伝してほしいけど、所詮は金の世界だし、アレンもそういう世界が嫌いだからハリウッドと距離をおいてるんだもんな ・ アレン作品って言ったら人気俳優が格安で出演してるのも売りだけど、今回はユアン・マクレガーとコリン・ファレルが兄弟役っていうんだから豪華 ・ 最近はポッチャリして昔のかっこよさを失ってたユアンだったけど、この作品では痩せてて若返ってる かっこいいユアンの勇姿が見れるだけでも価値がある。 ・ 逆に弟役のコリン・ファレルがポッチャリしてたけど、演技的には精神的葛藤に押し潰されるという難しい役柄を演じきっててよかった。 ・ 髪型一緒で本当に兄弟みたいだったけど、ユアンが兄貴ってのが面白いキャスティングだったね ・ ストーリーは罪を犯して精神的に追い詰められていく、「罪と罰」のようなドストエフスキーの世界観。 ・ ただ暗くなりそうな話なのに、ウディ・アレンらしいテンポと会話によって最後まで集中しちゃうんだよね。 ・ コメディとシリアスという両極端な話を作るウディ・アレンだけど、コメディアン出身のみんなに愛されるアレンじいには、やっぱコメディがよく似合う(シリアスもすごいんだよ)