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イタリアのジョルジャという歌手で同名の歌がある。「今日は恋や仕事の話はなしよ。ガソリンは満タン、行けるところまで二人で行こう、アクセルいっぱいに踏んで」。いつもこの歌を聴くとこの映画のラストシーンを思い浮かべてジーンとしてしまう。 ロードムービーって、登場人物がその旅をしている間に成長して一皮むけて…ってその過程が好き。この映画のテルマは成長、というか、まるで別人になっていく。見た目もだけれど、何といっても内面は、曰く「もう戻れない」くらいに。自分だって自信を持っていいんだ、私にだってできる、と己を解き放つその姿は本当に痛快。女だって(女でなくても)タンクローリーにぶっ放したくなる時だってあるのだ。 男性がコケにされっぱなしの映画かというとそんなことはなくて、人間味溢れる刑事がいたり、ルイーズの恋人のジミーの男気もたまらない。そしてもちろん、若〜く美しいブラピのウットリするような肢体もオマケに!(笑) 20年以上前に観てなぜかとても感動したことだけ覚えていて再見してみたけれど、やはりとても素晴らしかった。カタルシスここにあり!
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